2014年 全退教 東北・北海道ブロック交流集会が、北海道・札幌で行われました

参加されたみなさんからツアーの感想が寄せられています

  東北・北海道 ブロックのツアーご苦労さまでした。過去何回も 引き受けてきた経過があるからこそ何をテーマにするか、どういう体制でするか、私たちよりずっと、考えざるを得なかっただろうに、とても中身の濃いツアーを企画、実行されたこと、敬服しました。なにより、勉強になりました。

私自身は、自由民権運動で戦った先人の伝承が残る、長野県の佐久地方で生まれ育ちました。

秩父蜂起軍の最後の決戦地は私の村でした。参謀、菊池寛平は隣村の出身で、捕えられ仲間とともに北海道送りになったが、生きのび、故郷に帰ってきたこと、その子孫が彼を誇りに記念碑を建立したことなども聞いて育ちました。

また、実家の真向いには水力発電所があり、そこでに朝鮮人労働者が連れてこられ、一番危険な仕事をさせられていたこと、余りの酷使に耐えかね彼らが脱走して我が家に逃げ込んできたが、監督に見つかりも見せでしめの激しい暴行を加えられ、とても可哀そう(信州弁でオヤゲネエ)だったと、親たちが話していました。

ですから、道・高退教の皆さんの、車中での案内、見学場所での解説、小松さんの講演配布された「掘る会」(名称がすごいですね!)の資料、活動、いずれも、感銘を受け、納得できました。道退教・高退教の皆さん、本当にありがとうございました。      (宮城高退教 出浦秀隆 )

 道退教・道高退教の力のすごさを感じました。本当に情勢に叶った良い企画だったと思います。またホテルもすばらしいところを提供してくださり、本当に楽しい旅だったと感謝申しあげます。            (青森 柴田文男)

 北海道がタコ部屋で作られてきたということがよく分かるツアーだった。戦争で大陸を侵略する一方で国内を男性がいない中での手段であったが、非人道的である。自衛隊の現状を見て、その規模の大きさや膨大な予算の使われ方に驚いた。とても詳しい説明でよく理解できました。 (いわて 阿部信子)

 天候に恵まれ、北海道の自然を思う存分楽しめた。この年まで、北海道の歴史で手稲鉱山、藻岩発電所に、特に朝鮮の人々が連行され、犠牲となったこと、胸が苦しくなるほど残酷な労働をさせられた歴史を学んだ。基地問題、武器三原則の問題、税金の使い方に考えさせられ、多くの人に知ってもらいたい集いだった。             (いわて 川村カツ子)

札幌の強制労働の実態、ひどいものですね。よく分かりました。二日目の基地案内・説明が大変よかったです。実態を多くの人が知らなくてはと思います。夜の交流会もよかったです。ホテルの朝食バイキングは戦場のようでした。       (いわて 大橋智子) 

 台風によるコース、旅程、飛行機フライトにも心配されたが、二日間とも好天に恵まれて楽しく有意義な集会になりました。手稲鉱山選鉱場場跡地、藻岩発電所建設についても本当に詳しい説明をいただき大変勉強になりました。二日目の北海道大演習場、自衛隊の装備等恵庭事件、長沼事件等ガイドさんの詳しい専門的な話に感服した。    道・高退教のみなさん、大変ありがとうございました。感謝申し上げます。車中で乱筆、乱文でお許しください。  (いわて 那須勛) 

 平和と人権の大切さを改めて実感した旅でした。自衛隊基地の脇を通っていると、沖縄の米軍基地の間を通った旅を思い出し、日本の北と南の軍事基地のすさまじさを実感できました。私たちの税金がいかに無駄に使われてのか、そしてそれが福祉に使われたならいかに豊かな生活ができるかと思うと、平和の闘い、暮らしを守る闘い、すべてがつながっているという闘いの決意がわいてきます。           (いわて高 加藤政枝)


 このたびの交流集会、企画、運営お疲れさまでした。旭川集会に続いて二日目の参加となりました。今日的情勢をふまえた集団的自衛権問題、自衛隊道内施設の実態踏査、大変参考になりました。前日の手稲鉱山の観察と合わせ大変参考になる研修会でした。お礼申し上げ、感謝いたします。            (道退教檜山 福原賢規)

 スタッフの方々たいへんご苦労様でした。天気もよく楽しかったです。いろいろと目配り気配りをしていただきありがとうございました。また、参加しようと思いました。     (道退教 檜山 加藤古志男)

 普段見ることの出来ない見学ができ、よい観光でした。また、朝鮮人労働者、タコ部屋の話は自分の実家にも昔いたこともあると聞いていたので、大変興味深く、新たに勉強になったことも多かったです。教科書の中kに書かせ、教育の中で語り継ぐことにがんばっていらっしゃることに敬意を表します。たくさんの資料の準備、ガイドそして様々なお世話をありがとうございました。    (道退教檜山 高橋和子)

 二日間大変ご苦労さまでした。心配されたお天気にも恵まれ、さわやかな秋空のもと、旅を楽しむことが出来ました。基地の見学は初めてでした。知らなかったと言うより、知ろうとしなかった自分が恥ずかしかったです。年はいっても私が出来ることを(平和を訴え続けること)少しずつ果たしていきたいと思っています。ありがとうございました。  (道退教 檜山 金子弥生) 

 北海道に住んでいながら、これまでみたこともなく、知らなかったことがたくさんありました。コツコツ調べ続けてきた人たちのお話を聞かせてもらったり、施設を目のあたりにして、人権や平和が脅かされ続けてきたことをひしひしと感じました。「黙っていてはだめですよ!」といましめられたようでした。準備にあたった方々、ありがとうございました。お疲れさまでした。                          (道退教 檜山 岩城恵美) 

 手稲鉱山の現実は全く知らなかったので、大変勉強になりました。日本の殖産興業の実態が分かり、日本の近代化について机上の空論でない学習が出来よかったです。基地めぐりは九〇式戦車や野崎、長沼事件など知識では分かっていても現場で説明を聞きますと怒りがわいてきますね。集団的自衛権行使容認撤回までがんばらねばと思いますね。道・高退教の皆様ご苦労様でした。ありがとうございました。(道退教小樽 笹島滋 こう子)

 基地めぐりに参加したいと思いながら実現できませんでした。このたび参加して、いろいろな話を見聞きし、満足しています。えらく広く、大きいな演習場だと実感したこと 北海道の基地が日米安保の中に位置づいていていること 過疎地北海道を基地化しようとねらっている者がいるように思い、豊かな自然を満喫できる北海道を作っていくことを考えねばと思った。いろいろな企画とお世話に感謝申し上げます。 (道退教 札幌 永田進)

 平和の旅に初めて参加できて大変いい旅で勉強になりました。手稲鉱山後は、住んでいる所から結構近いので心を痛めました。手稲山は家の窓から見え、その日の天気予報に生かしています。登山、スキーが好きで手稲山は私にとっての『望峰の山』であるだけに、今なお、危険を抱えている山とは認識がなかったので、今日からは手稲山の認識を改めて平和な生活を考える機会を得た心境です。真駒内から恵庭一帯の基地の広さにただただ驚きました。実行委員会の皆さん、ご苦労様でした。ありがとうございました。」                (道退教 札幌 小原忠一)

 現地実行委員会、事務局の皆さん、今回の交流集会の準備、二日間のご奮闘に心から感謝申し上げます。ありがとうございました。 一日目の手稲鉱山、藻岩発電所建設におけるタコ労働の現実を知ることが出来て大変よかった。 ② 一日目の夕方の小松氏の講演によるタコ労働者の講演も現地見学と関連していて、とても参考になりました。  二日目の基地めぐりもポイントを絞ってよかった。50大戦車を直接見れて、無駄な産物であり、安倍内閣の集団的自衛権行使の中で、北海道の基地の実態をもっともっと多くの道民に知らせていきたい。 ④ 一日目の交流会で道退教紹介の中で、共産党議員の紹介があったが、道退教のもつ性格や目的からするとも誤解生じないよう配慮してほしいと思います。    ( 匿名  )

 連綿と続く自衛隊の基地群と演習場。正直言って、道都札幌の近くにこんなにたくさんの軍事基地(といっていい)があることにショックを受ける。そしてこの年齢まで正確に知らなかったことを恥じる。一両何千億もする戦車・ヘリコプターなどを作る三菱、小松、住友、川崎重工などの軍需産業に心底腹が立つ。とても意義ある二日間でした。      (道退教 札幌 室崎和佳子)



 天候より、日程よし(見学箇所)、ガイドよし、参加者の心よし、宿泊所よし、すべてよし、万歳万歳。今回の交流集会でなければ学習できないことがいっぱいでした。満足な旅でした。企画・運営された方々、ご苦労様です。ありがとうございました。(青森 小倉春雄)

                         

一日目

手稲鉱山の見学や藻岩犠牲者の碑見学とそれについての資料に基づく説明や講演はとてもわかりやすく良かった。こんな事実があったことを(ここでも)知ることができた。

二日目

札幌市内にこんなに広大な基地があって、金のかかる色々な車両が置かれていることには驚いた。また、米国と共に行動する自衛隊の訓練が始められていること・・・・・。バスの中でいろいろとお話を聞いて本当に恐ろしくなった。

今回は、今までなく得ることの多いお話を聞けて良かったです。ありがとうございました。

(青森 若竹  黒瀧)

 

 とても内容の濃い充実した研修会でした。私、札幌を訪れるのがこれで5回目ですが、今回が一番よかったです。ありがとうございました。     (青森 若竹 境 昭子)

 北海道開拓の苦難の歴史のことは、聞いていたのですが、国策により港湾、道路、水、電氣等で、甘言で人集め、(人買いみたいな)強制労働させられた人たち、その上に今の北海道あるのだということ、全くの驚きでした。数字的なことはなかなか記憶に残らないかもしれませんが、とっても刺激的な学習の二日間でした。当番の北海道さん、ご苦労様でした。   (青森 若竹 久保道子)


 北海道のみなさん本当にありがとうございました。

一日目の感想です。タコ部屋のことは昔から聞いていましたが、想像を絶する歴史で、朝鮮の人や日本人の人間性を無視した働きによって発電や鉱山開発が行われたことを勉強させていただきました。何年か前の退教で室蘭での中国人の強制労働、焼いた人肉まで食べて飢えをしのいだことを伺いました。それが戦争へ駆り立てる人間の愚かさを悲しく思いました。今、子どもたちや孫が派遣など大変な状況で働いています。どうか平和な世界になるようにバアサンたちもガンバラナクテハ!

(青森 若竹 成田,田中,山本) 

 

 交流集会の準備、ゆきとどいた案内等ご苦労様でした。

ホテルでの講演等、初めて見ること、聞くことだった。私はこんな大変なことがあったのかと、最近の福島での原発事故とかさねないこと、平和な暮らしで過ごせることをただ願っています。二日間、本当にお世話になりました。ありがとうございました。               (青森 若竹 赤川孝子)

 北海道実行委員会の方々、今回は大変ご苦労様でした。バスで見学した際、案内してくださった方々、お疲れ様でした。寝台車での旅でよく休めなかったせいか説明してくださった方々には悪いと思いつつ、うたた寝してしまい、ごめんなさい。

 定山渓温泉は初めて来ました。ホテルは立派でとても居心地が良かったです。飲むのは好きな私には『飲み放題』はうれしかったのですが、仲居さんが忙しそうに料理を運んだりしているのをみると、気の毒であまり飲めませんでした。

室内、寝具等とてもきれいで、ぐっすり休めました。いろいろありがとうございました。

(青森 若竹 国井聖子)

            

 思いがけず、北海道のかくれた部分(鉱山)をみせていただきました。

考えると第2次世界大戦が終わって60年、まだまだ戦争は終わっていない(延々と続いている)ことを実感。手稲山の鉱山跡、今も金をかけて管理しないといけないことに驚きました。

(青森 若竹 阿部玲子)

 

 札幌までは遠かったです。前泊(フェリ-)で2日かけて、参加しましたが、来て良かったです。基地を目の前に見ながら、具体的に戦車の価格、数を伝えてもらい、安倍政権が秘密保護法、戦費獲得(消費増税、年金切り下げ、社会保障削減)のためになりふりかまわず暴走している意味がよく分かりました。

 メーン講師が一号車に乗り、直接お話を聞けたのはラッキーでした。一台で12億円もする、役立たずの戦車が300台もあるとはあほらしい。長沼事件の福島裁判長のまっとうな判決、恵庭事件の野崎兄弟の権力に負けない粘り強い闘いなどの真相にふれ、勇気をもらいました。今の危険な情勢にぴったりの学習会でした。

 <次年度への要望>

 夕食交流会での余興は、みなさん勝手におしゃべりしてあまり見ていない。それより全員で思いっきり声を出して歌う方が、健康的だし、連帯感も生まれると思う。是非歌を!

定山渓温泉は初めてですが、前日までアレルギーで鼻水に悩まされたが、翌朝うそのように止まりました。すばらしい温泉ですね。道退教のみなさん、ありがとう。ご苦労様。       (青森 若竹 高屋敷八千代)


2011年 全退教 東北・北海道ブロック交流集会が行われました

 

 

19回 全退教

 

東北・北海道ブロック

 

交流(岩手)集会 

 

 (2011,10,5~10,6) 

 

 

全北海道退職教職員の会

 

 

(道退教)参加者の声

 

 

 (写真は、岩手県 大槌町役場前被災状況を説明する中川実行委員長、耳を傾ける参加者)

  

                       (作成 道退教事務局)

第19回全退教東北・北海道ブロック交流参加者の声.pdf
PDFファイル 2.7 MB

   ・・・・参加された皆さんから感想などを寄せていただいています・・・・

東北・北海道ブロック交流集会のアルバムをつくりました

       野口 憲一(道退教石狩・札幌支部)

ダウンロードするとPDFで見ることができます
北海道・東北ブロック集会(野口アルバム).pdf
PDFファイル 6.0 MB

          宮腰屋 世 (道退教檜山支部)

被災地はどこへ行っても人の姿が見えない

               

 2011年3.11の三陸大津波の被災現場を目にして、ただただ自然の脅威に人間の無力さを思い知らされるばかりでした。大槌町、釜石市、陸前高田市の海岸線に沿った平地では、余程頑丈な鉄筋構造の建造物が辛うじてその場に姿をとどめていましたが、内部は2階や3階までも瓦礫や泥で埋まり、住居の殆どは、すべて瓦礫と化してしまったのでした。又、海に注ぐ河川の両岸はかなりの奥地まで津波が襲い、海に近いところでは小高いところに建つ民家を残すだけではぼ瓦礫と化し、津波の勢いが弱まった奥地で民家の痕跡を確認できるといった悲惨な状態でした。
 被災の現場に下りてみると、足の底から被災された多くの方々の叫びが伝わってきて、もし自分が被災者であったら、と被災者に置き換えて共感を試みていました。住み慣れた愛着の強い土地を追い出され、住居を奪われ、かけがえのない家族を失って、生きていく自信も気力も失せてしまいそうな状況の人もたくさんいたのではないでしょうか。何処へ行っても人の姿が見えないのがとても気になりました。大津波災害から7ヵ月、瓦礫の処理も少しずつ進んでいるようですが、それ以外は国政の貧困が大きく影響して遅々として進んでいません。大津波を何度も体験している三陸沿岸の人々は、その都度教訓を導き出して防災に努めてきたのですが、人智を上回る自然の猛威に対しては、必ずしも効果を上げることはできませんでした。しかし今度こそは絶対克服する恒久策が生み出される事と確信しています。すでに全国から様々な知恵が提起されています。それらの知恵を参考に、被災地住民が主体的・積極的に故郷の復旧・復興に立ち上がってほしいと思います。

 

被災者の皆さんの支援のため微力ですが取り組みます

 

 明治三陸地震から115年目にして今回の大地震・大津波が発生、言語に絶する被害に会われた皆さんに、心よりお見舞い申し上げます。更に、大切な家族を失われた皆様には心よりお悔やみ申し上げます。未だ悲しみも癒えない中にありながら、その上住む家までも無くする、余りにも残酷な環境での日々の暮らしに、苦衷の程察して余りあります。
 さて、当事者である皆さんにとりましては、一刻も早い「生活の復旧」、「地域の復旧・復興が急がれます。私どもも皆さんの支援のために微力ですが取り組みを進めます。

お待ちしています

あなたのご加入を

下のPDFをひらいてご記入の上、近くの道退教会員/支部/本部の届けて下さい。

FAXでも結構です。

011-742-1001

道退教加入申込書.pdf
PDFファイル 52.2 KB

道退教事務局への連絡は、次のメールアドレスでお願いします。

 

dotaikyo@gmail.com