2014年12月2日開催予定だった全退教第2回全国代表者会議は、2015年1月23日に開催されました。全国51退教から愛媛、徳島を除く48退教と今年度新たに加盟した三重退教の代表者も初めて参加しました。
松村会長の挨拶後、北村全教委員長も来賓挨拶。その後、オナガ雄志新知事を実現する沖縄教職員の会代表宮城達氏が「沖縄、日本の未来を切り開く沖縄知事選・衆議院選挙の大勝利!」と題して、特別報告をしました。
宮城氏は最後に、「沖縄県民は決して負けない!何故なら、勝利するまで闘うから!」と確信に満ちた言葉で締めくくりました。
代表者会議のおもな内容は次のとおりです。
1 今後の政治日程
1月26日 通常国会召集
3月8日 自民党大会
4月12日 一斉地方選前半
4月26日 一斉地方選後半
4月下旬~5月上旬 首相訪米
5月以降 日米軍事協力指針(ガイドライン)再改訂、安全保障関連法案審議
6月下旬 通常国旗会期末 安部自民党は9月まで延長国会?
2 歴史的なせめぎ合いの情勢と国民の闘い
安部・自民・改憲勢力も「草の根保守運動」に乗りだし、「改憲のための国民投票を平成28年の参院選に合わせて実施する目標で47都道府県に『県民の会』を結成し、一千万人の賛同者を募る活動方針を決めている。そして『安倍内閣は憲法改正のために成立した、最後のスイッチが押されるときがきた』との構えを整えつつある。
闘いの帰趨を決めるのは世論と運動!憲法とともに生きてきた退職教職員の憲法を守り抜く深い思いと熱い決意で
・集団的自衛権行使容認の「閣議決定」を撤回せよ!
・集団的自衛権行使のための立法措置をやめよ!
・日本国憲法9条を守り、生かそう!
・沖縄に新基地をつくらせない!沖縄と連帯してたたかおう!
3 憲法と教育を守る大運動「退職教職員一万人アピール」成功のために
①名称「未来をひらく憲法9条と子ども・青年の命を守る退職教職員1万人アピール」運動
② 運動の役割と意義 省略
③ 取り組みの期間
第一次集約 2月末 最終集約 3月未発表 5月3日憲法記念日
その後について 国会動向に合わせて
④ 取り組みの具体的展開
イ よびかけ、賛同表明カードを退教会員、会員外の元教職員に届け、賛同者を倍加する取り組み
を強める
ロ 会員のみなさんにマスコミへの投稿などをよびかけ、このアピール運動を広げる
ハ 地域でアピール運動への協力をよびかけ、懇談・対話をすすめる
4 全国1万人アピール運動の発表
① 5月3日 憲法記念日を前に、
1万人連名デガポスター(新聞見開き2ページ大 カラー印刷)3万枚セット作成
発表 記者会見 インターネット・SNS利用宣伝
その他、ステッカー等々
5 各退教は「賛同者を集約し、賛同者名を全退教にメールで送信。
6 道段階での運動について 「教え子を再び戦場に送るな!北海道の会」で具体化
閉会の挨拶で松村全過敏会長は「ネオナチに若者の命を預けられないという道退教胆振・室蘭支部の前田氏のコメンもこの運動の新しいキーワード」と紹介しました。
(垂石 豊:道退教副会長)