道退教第21回定期総会が行われました

 総会後、20周年記念レセプションも行われました

第21回定期総会の紹介

【開会宣言】…………渡部副会長が開会を宣言しました。
【物故者への黙祷】…参加者一同黙祷して、故太田垣会長はじめ18人の物故者を弔いました。
【議長選出】…………加藤古志男さん(檜山支部)荒木千枝子さん(釧路支部)が選出され、挨拶されました。
【会長代行挨拶】……加藤活男会長代行

【来賓挨拶】…………道高退教平山会長
 教育全国署名など、道退教の各支部の積極的な活動の姿にいつも教えられています。
 ぜひ、各支部においては、高退教の会員にも呼びかけて一緒に取り組めるよう力を貸してください。道退教ニュース・各支部ニュースも素晴らしい。助け合いながら今後も共に頑張っていきましょう。
      …………道教組新保書記長
 この1年の中では、道退教・道教組は特に震災ボランティア活動で共によく頑張りました。「生きる意味がわかった」と元気を取り戻した先生もいます。全教は、生まれたときからイバラの道。現在もその道は続いています。でも、今年は、宗谷・檜山で若い専従書記長が誕生しました。原発問題では、ねじれてはいるけれど、北教組とも共同の運動が行われています。原発のないクリーンな北海道をめざして一緒に頑張っていきましょう。
【米寿、喜寿会員へ記念品贈呈】
      …………加藤活男会長代行が、渡部務さん・金澤孝さんに手渡しました。

【議事】
◎土井事務局長が経過を報告しました。
 震災支援(ボランティア活動・募金・講演会など)に取り組んできました。なかなか全道から集まっていただけるようなことにはなりませんが囲碁大会も引き続き行いました。高齢者大会は、過去最高の参加者になり、西尾さん(国立がんセンター所長)の内部被曝などに関わる講演も好評でした。高齢者等九条の会の活動の中で生まれたシールは全国の集会でも大変好評。故太田垣会長の葬儀などに関わり、全道の各支部に改めて感謝いたします。
○囲碁大会に関わり、全道から広く参加してもらえるようにはならないのかという内容の質問がありました。会計上も旅費の支給などはできる状況ではなく、サークル活動を応援するというスタンスで行っているものですと応答しました。
○その後、経過報告が承認されました。
◎伊藤副会長(会計担当)が、会計報告をし、吉田監査から監査報告がされ、承認されました。
◎12年活動方針案を渡部副会長が提案しました。

○質疑・討論
(阿部さん〈石狩札幌〉)
 ・大震災中心の活動に取り組んできた。
  被災地支援ボランティア活動、
  被災避難児童支援の活動(厚別白石子どもクラブ結成)と1口一千円カンパ
 ・同好会活動では参加会員が増えている。
 ・全退教の機関誌・紙コンクールで優秀賞を受賞。
 ・趣味や要求でつながりを深めていきたい。

(早川さん〈石狩札幌〉)
 会員があまり増えていないとあるが、その主な理由は?入ってもらえるようにアピールをつくって呼びかけてはどうか。
(土井事務局長)
 退職後再任用される人も増え、定年退職者とのギャップが生まれている面がある。
 再任用された人たちの要求にマッチするように道退教の活動を検討していく必要がある。

(尾崎さん〈十勝〉)
 憲法改悪の動きが急だ。教職員九条の会もがんばり、小森陽一講演に350人の市民が集まり学びあった。原発・放射能問題では安斉育郎さんを招いて学んだ。今、農協がつくったTPP署名を集めようと支部ニュースで呼びかけている。世の中大変になり、“活動7分、楽しみ3分”にならざるをえない。

(金子さん〈檜山〉)
~檜山支部のnewsを紹介しながら~
 ・歌声喫茶、医療友の会で頑張っています。
 ・北部檜山九条の会が中心になって「父と暮らせば」公演に取り組んだ。
 ・支部長は「活動3分じゃたりない時代になった」といっている。
 ・女性講談師の田辺さんの高座を管内十二カ所でやり、350人参加した。
 ・年金者組合と共催で、手打ちそばの集いもやっている。
 ・大震災被災地に行って、自分たちも積極的に取り組まなくてはと毎月11日に募金を訴えている。

(土田さん〈石狩札幌〉)
 東北・北海道ブロック交流集会でお世話になった中川先生を通して募金を送った。中川先生が治には札幌に滞在すると聞き、講演会を「政治と教育を語る会(石狩札幌支部の同好会)」で行おうと考えた。道退教事務局の支援で札幌市・道新・朝日・毎日が後援してくれることになり、新聞の行事欄に講演会案内を載せてもらった。50人も集まったが、そのうち20人は見ず知らずの人たちの参加だった。中川先生が取り組んでいる釜石に復興の桜並木をという取り組みにみんなで募金を使用と呼びかけたら、六万九千円も集まった。

(奥野さん〈網走〉)
 この春、道教組組合員で定年退職した3人が全員道退教に入ってくれた。
 震災ボランティアに参加しもどってきた会員のTさんは、語り部になり、町長さんなどに支援を呼びかけて話題になった。
 網走支部は、広い地域に会員が点在している。病院に通う方が忙しいという人も。2回の行事を1回に。支部newsに投稿してくれる人も決まってしまう傾向もある。活動を実態に合うようにかえていく必要があるなあと考えている。
 地道にコツコツと、道教組・網走教組の人たちと協力共同していけるように進めていく。

(佐藤さん〈空知〉)
 4つのブロックに分かれているが、町でひとりぼっちということもある。空知でも20周年のレセプションをやってみようかとも。

(水野さん〈石狩札幌〉)
 集まりで話を聞いたら、再任用制度が恣意的に行われている現状があるようだ。65歳まで年金が出ないことになる中で、こんな道教委の姿勢はひどい。

(有田さん〈釧路〉)
 釧路市議会の政務調査費について、住民監査請求を釧路地裁に行いたたかってきた。釧路地裁は、請求額の1/5ほどの変換を認めた。しかし、請求理由のほとんどを認めなかったので、札幌高裁に控訴した。高裁判決は、交代する内容だった。現在最高裁に上告し書面審理段階だ。何とか受理されるよう取り組んでいる。

(山口さん〈胆振室蘭〉)
 道教委が進めている勤務実態調査で、学校現場は大変な状況になっている。

 

(藤田さん〈石狩札幌〉)
 役員選出にあたり、①選管の公示が5月1日付の道退教ニュースに載るが、5月19日に総会ということで、あまりに遅すぎるのではないか。②立候補届をだれに出すのかが記載されていない。③今日配られた立候補者一覧には、立候補者の決意などを載せるべきでないか。
 立候補制にしたのはいかがなものか。もっと緩やかな道退教らしい適切な方法を生み出す必要があるのではないか。いい知恵を出し合うようにしたらいいのではないか。

 

(渡部副会長)

 

 立候補制を前提に、不十分なところを検討し改善していきたい。改善内容について幹事会で検討する。
………活動方針案は、拍手で採択されました。その後、予算案/規約一部改正案がそれぞれ提案され、質疑なし、拍手で採択されました。

【役員選挙】
 阿部紘司選管委員長から、立候補者一覧が示され、定数内の立候補者のため、拍手で確認されました。なお、規約改正でもうけられた会計は、立候補者がいなかったため、来年度の総会にむけて立候補者が出るよう努力すること、今年度は昨年度と同様役員会の中の任務分担の中で担当者を定めることになりました。

 

【総会アピールおよび特別決議の提案/採択】
 総会アピールおよび特別決議「橋下・『維新の会』による『教育基本条例』『職員基本条例』の撤廃・廃案を」、「原発から撤退し、自然エネルギーが生かされる日本社会を子どもたちに手渡すために」を提案し、拍手で採択されました。

 

【議長団退任】

 

【新旧役員挨拶・紹介】
 退任する役員がいないため、渡部務新会長が選出された役員を紹介し、代表して決意を述べました。

 

【閉会宣言】
 垂石豊新副会長が閉会の挨拶をして、総会の幕を閉じました。

20周年記念レセプションの紹介

 道退教総会終了後の5月19日午後5時30分から、会場を共済サロン7階末広の間にうつし、「道退教結成二十周年記念レセプション」が行われました。
 道退教石狩札幌支部歌声サークル「コールドーン」のみなさんによる合唱で幕を開けました。「夜明けだ」「小さい手を守ろう」などをまとまりのある暖かい響きで会場を包みました。合唱への感謝の拍手の中、会がはじまりました。

 渡部務会長は主催者挨拶の中で、20年の歴史を振り返えると共に、参加者への謝辞を述べました。
 続いて平山道高退教会長、新保道教組書記長が来賓あいさつをし、菊地大元道退教事務局長の祝杯の音頭で一気に和やかな雰囲気になりました。
 しばしの歓談の後、アトラクション&スピーチになりました。

 加藤久美子さん(檜山)の踊りは、会場全体を一体にさせてくれました。

 釧路支部からは、三浦眞吾さんが・・・……とスピーチ。

 旅システムの青木久美子さんは、「道退教20周年を記念してツアーをやりましょう。その時は、旅システムで!」と挨拶しました。

 菊地三郎さん(石狩札幌)は、「知り合いのダヴィンチからメッセージをもらいました。紹介します。○△■×▼、◇⊿※………グラツィエ ミーレ!」と怪しいメッセージ紹介をやり会場を沸かせました。

 三浦さん(釧路)が「心つなごう」歌声指導を始めました。すると、あの寅さんが指揮をはじめ、浅井洋子さん(石狩札幌)も飛び入り、和気あいあいの歌声が広がりました。

 高齢期運動代表の高橋重人さんは「先生の子どもとして生まれ、家でも学校でも気が休まらなかった。……」と話しはじめ、笑いを誘いました。
 約2時間のレセプションの最後は、永井進さん(元道退教事務局長)の乾杯、それに続いての垂石副会長の閉会のことばで、幕を閉じました。

お待ちしています

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FAXでも結構です。

011-742-1001

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dotaikyo@gmail.com